白井 隆仁Shirai Ryuji

一枚一枚花びらを重ね合わせ、制作することによって動きのある、繊細で華麗な花びらを表現しております。

時間をかけて生み出される手作業ならではのやさしい手触りや質感にこだわっております。

錆びたアンティークのような風合いの陶小物は、自然体でありながらも常に存在感があるもの、そして雰囲気のあるものを一つ一つ、丁寧に仕上げていくことを心がけております。

板状にした土を一枚一枚丁寧に貼り合わせて制作することによって動きのある花びらを表現しております。

小鉢シリーズはろくろを使わず全て手びねりで制作しております。

蓮の実や、花つぼみ、マーガレット箸置きは季節感を演出してくれ、またほおづきの箸置きは、音が鳴る様な遊び心を取り入れて制作しております。

アクセサリーのような小さな箸置きですが、テーブルの上の主役にもなり、また、普段の食卓にも春夏秋冬が楽しめるよう工夫しております。

繊細な線が生み出す植物をモチーフにしたハス柄はシンプルさと華やかさをあわせ持ち、流行に左右されず長く愛用できるものを意識しております。

また、粉引に針で描き落とされた細く繊細な線と茶ゴスに浮かび上がる白く細い線とのバランスを駆使して描いております。